invasion dream  

眩蝕
by D'espairsRay
Lyrics by Hizumi
Music by Karyu

高くそびえる壁にいつも怯えていた    ソレは遠い記憶…
君は散り 逝く事を知りながら口を塞ぎ    何も知る事の無い僕を気遣うように

麻薬中毒の君は細く消えそうな声で    僕に囁き告げる…
これが最後に交わす言葉だとも知らずに    細く折れそうな体強く壊れる様に

青白き素肌を細い指でなぞり君に溶けて…

ガラス細工の様に
僕の大事な物は脆く崩れていった    …ソレを静かに映す…
鏡の中の君は僕の知ってる君じゃなくて    冷めた青紫の口に舌を搦めて

青白き素肌を細い指でなぞり君に溶け…

暈なり合う影    氷のような腕    眼を開けて答えて
君の苦しみを僕に与えてよ    …君はそこで微笑んで…
声を響かせてこの暗闇で    君は蝶に変わり
君の存在が傷口になる    だから何処にも…逝かないで…

…籠の中から抜けだせぬ    飛べない鳥が真実に眼を伏せて…

体が凍えるようだ感覚を貫く痛み    症状が加速してゆく
心臓、両腕、両目、神経の通う全てを    ナイフで切断して痛み和らげようか

傷口から流れる血は赤く赤い涙に以て…

暈なり合う影    氷のような腕    眼を開けて答えて
君の苦しみを僕に与えてよ    …君はそこで微笑んで…
この一粒の薬で君と同じ楽園へ逝けるなら

…蝶になる…