顔のない月
by Blast
Lyrics by Yuina
Music by Iori
火を貰って垂らしたならお前の顔がよく見えて
靴を舐めるその仕草に退屈な唄がよく合うよ
上に顔上げて私見ながら嘆きの日語れ
毎日 同じ 夢を 見せられて魘されて
ひとつに影 重なりあい 少年の瞳に顔のない月
噎せ返る香りの中きつく結ばれた体捩る
もう少しマシな声をあげなければ終わらない
存在自体 認められない奴隷市場で捨てられた少年
後ろ 指は 何度も 背中に刺されて
作り笑い 壁に響き 救いの手は何処にも無く
ただ笑って跪いてあなたに尽くして
ただ泣いて爪噛んで毎日肉懺悔を…痛…
死んでもいいですか太陽どうぞ華の悲鳴 壊れた硝子の心
果てしなく広いこの空の下で……
今日も嗚呼「……‥!?…!?‥」
それは舞い散る桜の様に儚くて
あなたに尽くした身体で綺麗に咲けるかな
やがて長い喪神の時去っても
奇麗な身体になれる事は無いのでしょう
身体と身体で深く根を下ろすやがて巨大な樹になり
顔のない月に照らされ惨く舞い散る桜降らす‥無駄に‥
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