霧と繭 

衰え朽ちてゆくこの身体さえ無ければいい
貴方と何時までも愛しあえたのに
このまま私をいつも愛して欲しい為に
貴方の喜ぶ顔が見たくて何時までも
机の中に何時までも閉まってたカプセルを・・・
これを飲み干せば二人ずっと接吻を
あれからどれくらい経ったのだろうね
貴方はこの世にもう居なくて日が沈んだ
周りの人は次々と別れを告げたけど
静かに眠る貴方にそっと接吻を
このまま戻れない時を貴方なしで生き続けた
記憶が私を苦しめそこから幕が開きました
二人で育てた花達もあの頃は
貴方の側で綺麗に咲き乱れていたね
一時の喜びさえ苦しく長い夜の中
永遠に目覚めない冷たいナイフで私を・・・


詩 - 京
曲 - 薫




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